『君と旅に出かける』
・ あの頃のぼくたち 作詞・曲/宮本ハジメ 編曲/富永真琴
・ 丘の上のレストラン  作詞・曲/宮本ハジメ 編曲/YOSHIE
・ 彷徨い        作詞・曲/宮本ハジメ 編曲/水本論
・ 彼方に…       作詞・曲/宮本ハジメ 編曲/山本達八
・ 望 郷        作詞・曲/宮本ハジメ 編曲/YOSHIE
・ 恋の寡黙       作詞・曲/宮本ハジメ 編曲/水本論
・ 名もなき足跡     作詞・曲/宮本ハジメ 編曲/富永真琴
・ 君と旅に出かける   作詞・曲/宮本ハジメ 編曲/ケンコちゃん
★ 2011年9月10日 Now On Sale !   全8曲入り   定価2000円(税込)

< 各曲別・四方山話 >by宮本ハジメ
@あの頃のぼくたち
(3:13)
☆エフエム山口「ザ・週刊フォーク王」オープニング曲
2006年、エフエム山口にて店のCM用に作ったワンフレーズに反響があった為、強引に広げて創作した曲。 個人的にイントロが印象的で覚えやすいので、アレンジャーには採用するようにお願いした。
学生時代、自分が音楽に接してきた環境と青春時代を振り返りながら創作した。
A丘の上のレストラン
(4:57)
☆CATV「バンドの花道」オンエアー曲
丘の上って何処のレストラン?何故火曜日… 意味深な反響の多い曲に仕上がっている=それは秘密です。溢れるようにイメージが広がり、ものの30分程度で出来上がった曲。YOSHIEちゃんのアレンジが最高!
B彷徨い
(5:52)
編曲を担当してくれた水本くんに、「バァーンみたいな低音重視でドーンと神秘深い感じ…」。井上陽水の楽曲“最後のニュース”みたいにギター重視をしない感じでお願い…。なんてアバウトな表現を見事に解釈して貰って感激してる曲。深夜の高速道路をボリュームアップして聴くと涙ぐんでしまいそう…自分で言うかなぁ〜!
C彼方に…
(6:00)
人はひとりでは心細いもの、変な見栄で誰かの力を直接的に借りることが出来ない…
でも自分には自分なりの理想や夢があるけど最後の一押・きっかけ・勇気…でも、いつまでも追続けたい…追い風の力さえも借りたい…
D望 郷
(5:00)
☆島根県津和野町(畑ヶ迫)「ほたる祭り」テーマ曲
15年前から唄ってる曲。大人になったり、心が弱い時、自分の故郷=原風景…を思い出し回帰する。そこには夢を抱き、恋にやぶれ…それら全て若かりし日の青春時代を築いた想い出の原点。そんなイメージで創作。
E恋の寡黙
(3:48)
☆CATV「バンドの花道」オンエアー曲
寡黙…なんてタイトル、なんて大袈裟なんだろうと想いながら…寡黙…それは一途。「恋の寡黙」「恋は一途」なものなのである。 個人的に“帰り道”って言葉が好きである。刹那な中にもその先には“明日がある”ってこと…
F名もなき足跡
(3:28)
自分が作る歌詞のほとんどが“僕”と“君”と“あの人”…“俺”や“お前”は照れくさくキャラじゃないから使わない。 何故かこの楽曲だけは自然に使用してしまった。自分を戒め、自らを言い直すため…かも知れない。
G君と旅に出かける
(4:15)
☆エフエム山口「ザ・週刊フォーク王」エンディング曲
この楽曲もあっさりと創作出来た。アレンジをイメージした時、真っ先に“ケンコちゃん”にお願いしようと決めた。以前彼女?率いるロックバンド「スーパーエレキング」の演奏で唄った事ある…だからという訳ではないのだが。ケンコちゃんがデモテープを聴いた感想は…「アメリカ大地の緑溢れる草原を撫ぜる風のようなイメージ」しかも力強く吹く風…」って…イメージ通りだったので即答でお願いした。(厳密にはアイルランドの大地がイメージ)

< 裏話(おまけ)秘話 >
アルバムタイトル決定秘話
 CD制作の計画当初は9曲を収録つもりだった。CDタイトルも9曲目に入る予定曲の題名だった。
理由は多々あれど…ここで具体的な暴露?は止めておこう。ひとつ言えることは…あまりにもネガティブな楽曲
だったから…その割にはタイトルが大袈裟?だったから…今は「君と旅に出かける」で正解だったと思う。
アレンジ依頼秘話
 8曲の内、「君と旅に出かける」のアレンジをケンコちゃんに依頼すると決めていた。約1年前、残りの7曲のアレンジをお願いするためにサウンドプロ(宇部市)に集まった。プロデュースをお願いした山本達八さんと富永真琴・YOSHIE・水本論の4名。
一人2曲をアレンジ担当することに決定し…YOSHIEちゃんが「丘の上のレストラン」「望郷」に立候補=鍵盤重視で依頼。真琴さんが「あの頃のぼくたち」「名もなき足跡」=70年代ぽっくオ―ソドックスに依頼。水本諭君に「彷徨い」「恋の寡黙」=パーカッション重視に依頼。結局残った1曲「彼方に…」が達八さん=西海岸の渇いたフォークソング風に依頼…ほぼ早い者勝ち的決定だった。その結果、バラエティ―に富んだアルバムに仕上がったんじゃないかと満足している小生。
ローカルなアマチュアでも才能溢れるミュ―ジシャン達が沢山いるって感じて嬉しくなって来ましたよ。加えて、我が自分の楽曲のように丁寧に何度も手 直しして頂いたり、次から次へとアイディアを頂いたり…心より感謝しています。そして今回の制作にあたってアレンジを担当して頂いた面々と関われたことを誇りに思います。
ジャケット写真撮影秘話
 ジャケットに使用する写真…5ヶ所で撮影し延べ数百枚を撮影。撮影を引き受けて頂いた方は植田浩司氏。
彼とはもう16〜7年のお付き合いで、良き飲み仲間でもある。彼とは某所で数曲演奏したこともある。ギター大好き少年である。山口市宮野と大内御堀で2店舗を経営する美容院のオーナーだ。アマチュアカメラ少年と言ってもモデルを雇って写真撮影をしている腕の持ち主。カットハウス「ステラ」
「今日、梅雨が明けたから今から行こう!」「今、時間作れない?」など…いつも性急なお願いにも快く承諾…なんていい人…感謝の限りだ。そのくせお礼にと御馳走した食事がマクドナルドですよ。安くついてゴメン!ジャケ表紙のメイン写真はタイトルイメージだった某草原風景のある山の中へ…十分下見を重ねた場所へ…いざ目的地へ…緊急事態発生!なっ、何とそこに有るはずの視界に広がったのは枯れ果てた茶色の草原…後日に急遽場所の設定。草むらに分け入り、地べたに這いつくばり、何個ものレンズを交換して撮影。何度も 某草原風景のある山中へ足を運んでもらったことか…。今となっては勝手に武勇伝にしている。アリガトウ!
ジャケット&ポスター他のデザイン秘話
 ジャケットデザインを快く引き受けて頂いたのはデザイン事務所オーナー「(有)イング」の岡田正明氏。
ベンチャーズのカバーバンド“ヘンチャーズ”のリーダー。 70年Folkをロックした小生との合体コラボバンド=“トーク・ロッカーズ”のメンバーでもある。サラリーマン時代からの知人である彼のデザインは昔から評価していたので、今回のジャケットデザインは是非彼にお願いしたかった。安い予算で少々無理なお願いに対しても… 「俺は好きだからやってんるんだ!」と言って貰った…なんて素敵で有難いことか。お願いをして正解だった。 数百枚の写真からピックアップするだけでも大変。ほとんど実費のみの手弁当・友情状態で仕上げて頂いた。今回は、プロのデザイナーなのにも関わらず、ほとんど商売度外視!決して手を抜かない姿勢に脱帽である。
折角撮影した数百枚の写真の行方…
 景勝地に行って想い出の記念写真…「ハイ、ポーズ」…大半のポーズがピースサイント&笑顔。今回はなんと言っても大量印刷するジャケット写真。一応の他所行きポーズでほとんどにスマイルが無い。つまりスカシ!?
こんな写真そうそう撮れるものではない。そんな貴重な数百枚の写真をこのまま眠らせてしまうには…今回は経費が底を突いてしまった事情で一旦は保管するが、いずれフォトブックにでも加工して作品に陽の眼を見せて やりたいと考えている…今後の展開をお楽しみに…
!?
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